夫55歳、私51歳で初めて住宅(都内の分譲マンション)を購入。
6年後にそのマンションを売却し、2021年12月に神奈川県内の中古マンションに住み替えました。
間もなく訪れるシニア生活のため、アラ還夫婦が行った住み替えのあれこれを記録しました。
今回の記事は、初めて都内のマンションを購入した時のことです。
購入を決めるまで
2015年、初めて住宅を購入。都内の新築分譲マンションでした。
夫55歳、私51歳で子ども2人は大学生だったので、かなり遅めの住宅購入です。
それまでの生活は?というと、夫が転勤族だったので子どもの転校を避けるため、夫は単身赴任。私と子どもは、地方で社宅扱いの賃貸マンションで生活していました。
住宅購入を考えたこともありましたが、踏ん切りが付かず。。。
しかし、夫が東京勤務だった時に子ども二人が首都圏の大学に進学することになり、私以外の3人が東京に集合。急遽東京の住まいが必要になりました。
社宅住まいを考えましたが、東京の家賃負担は思った以上に重く、
「これなら購入した方がいいよね。」
ということで、乏しい知識のまま「最初の住宅購入」が始まりました。
中古マンション狙いが新築マンションに変更
わが家は車を所有していないので駅近が条件。戸建ての選択はありません。2014年当時には、すでにマンション価格は上がり始めていたので、中古マンションを探し始めました。
そんな時、とある中古マンションを内見に行った駅で、販売中の新築マンションをチラシをもらい、何の気なしにモデルルームへ。
そのマンションは、ファミリー向けの大規模マンションで次のような立地でした。
- 駅から徒歩7分
- 東京メトロの乗り換えが便利な駅
- 都心まで10㎞圏内
- スーパー、病院が多く利便性が高い地域
それになんといっても、価格が予算内だったこと!もちろん、階数や方角、平米数によってですが。。
「もう少し、考えた方がいいかも?」
と内心では思いながら勢いも必要だと割り切り、わずか10日足らずで本契約。
引き渡しは1年以上先で、現地は基礎工事の段階でした。
その後の事務手続きは、大規模マンションらしく売主の指示に従っているだけでどんどん進みました。自分で決めたことは、「オプション」と「住宅ローンを借りる銀行」だけだったような。
2015年秋、無事にその新築マンションに入居しました。

入居してから分かったこと
引き渡しの1か月前に内覧会があり、初めて私たちが購入した部屋に入りました。最初に思ったことは、ベランダの前に建つマンションとの距離でした。
購入時にモデルルームで説明を聞いたり、ジオラマを見たりしましたが、その時に想像していた距離より近かったのです。
もうどうしようもないことですが、あの時ばかりは自分たちの思慮の浅さを感じずにはいられませんでした。と同時に、竣工前のマンションを購入する場合は避けられないことなのではないか?と思います。
そして、部屋の中はどうにでもできるけれど「立地だけは変えられない!」。
最初のマンション購入で学んだことです。

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