鎌倉駅から徒歩10分以内で行ける「妙本寺」の桜を見に行ってきました。
鶴岡八幡宮の「段葛」の桜
鎌倉駅東口を出て「妙本寺」に向かう途中にある、鶴岡八幡宮参道の「段葛」(だんかずら)の桜も満開でした。

妻北条政子の安産祈願のため源頼朝が作らせた「段葛」。
参道の両脇に桜が植えられていて、鶴岡八幡宮までまっすぐな参道を桜を楽しみながら歩くことができます。
2014年の整備工事で桜の植え替えが行われ、樹齢が若い樹が移植されたそうです。

段葛から徒歩5分で「妙本寺」へ。
妙本寺の桜
「妙本寺」は鎌倉幕府の有力御家人、比企能員(ひきよしかず)の屋敷があったところ。
1203年の比企の乱で比企家はこの地で滅亡、生き延びた能員の子、能本が一族の菩提を慰めるために創建した寺です。
能本が日蓮宗に帰依していたため、日蓮宗の重要な拠点となっています。

総門の先に、住宅や幼稚園があり、子どもたちが賑やかでした。


思いのほか、長い参道。
ですが、自然豊かで歩いていて清々しい気持ちになりました。


二天門の先に、祖師堂があります。
妙本寺の祖師堂は、建長寺の仏殿と並ぶ鎌倉最大級の木造建築です。

祖師堂の前には、海棠(カイドウ)の大木があり、満開でした。

日蓮聖人銅像も満開の桜に囲まれていました。


鎌倉駅から徒歩10分圏内で、このように自然豊かな落ち着いた寺院があることに驚きました。
桜だけでなく、四季折々の花々が楽しめそうです。
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